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02月24日-01号

  • "農林水産業施設災害復旧費"(/)
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  1. 小浜市議会 2012-02-24
    02月24日-01号


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    平成24年  3月 定例会(第1回)     平成24年2月24日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名)   1番  藤田靖人君    2番  西本清司君   3番  小澤長純君    4番  今井伸治君   5番  能登恵子君    6番  松崎圭一郎君   7番  池田英之君    8番  下中雅之君   9番  三木 尚君    10番  垣本正直君   11番  藤田善平君    12番  上野精一君   13番  風呂繁昭君    14番  富永芳夫君   15番  清水正信君    16番  池尾正彦君   17番  宮崎治宇蔵君   18番  山本益弘君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長        松崎晃治君       副市長       東 武雄君       政策幹       井上 崇君       総務部長      塩野喜一郎君       総務部次長     滝口克巳君       総務部税務課長   内方政弘君       企画部長      向出宏二君       企画部次長     藤本周次君       企画部企画課長   山口雅已君       民生部長      江見 敏君       民生部次長     吉村忠康君       民生部次長     仲野郁夫君       民生部社会福祉課長 松林吉博君       産業部長      西尾清順君       産業部次長     坪内定和君       産業部次長     竹田茂芳君       産業部次長     夏梅晃一君       産業部上下水道課長 松田克彦君       教育委員会教育長  森下 博君       教育部長      芝田明和君       教育部次長     井上助博君       教育部教育総務課長 大野木 徹君●議会事務局長および書記       議会事務局長    前野光信       次長        和久田和典       書記        佐藤善一●議事日程  平成24年2月24日 午前10時開議 日程第1      会期決定 日程第2 議案第1号 専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号)) 日程第3 議案第2号 平成23年度小浜市一般会計補正予算(第7号)      議案第3号 平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第4号 平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議案第5号 平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第6号 平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第7号 平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第8号 平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第9号 平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)      議案第10号 平成23年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)      議案第11号 平成23年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)      議案第12号 平成23年度小浜市水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第4 議案第13号 平成24年度小浜市一般会計予算      議案第14号 平成24年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算      議案第15号 平成24年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算      議案第16号 平成24年度小浜市介護保険事業特別会計予算      議案第17号 平成24年度小浜市簡易水道事業特別会計予算      議案第18号 平成24年度小浜市下水道事業特別会計予算      議案第19号 平成24年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算      議案第20号 平成24年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算      議案第21号 平成24年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算      議案第22号 平成24年度小浜市水道事業会計予算      議案第23号 小浜市市税条例の一部改正について      議案第24号 小浜市特別会計条例の一部改正について      議案第25号 小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正について      議案第26号 小浜市介護保険条例の一部改正について      議案第27号 小浜市重度障害者(児)医療費の助成に関する条例の一部改正について      議案第28号 小浜市母と子の家児童デイサービスセンターの設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第29号 小浜市水道事業給水条例の一部改正について      議案第30号 小浜市営住宅管理条例の一部改正について      議案第31号 小浜市特別賃貸住宅設置および管理条例の一部改正について      議案第32号 小浜市の公の施設の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第33号 小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正について      議案第34号 小浜市公民館設置条例の一部改正について      議案第35号 小浜市立図書館設置条例の一部改正について      議案第36号 辺地の総合整備計画の策定について      議案第37号 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少および同組合規約の変更について      議案第38号 小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託の廃止について      議案第39号 小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について      議案第40号 小浜市道路線の認定および変更について      議案第41号 新たに生じた土地の確認について      議案第42号 字の区域の変更について      議案第43号 小浜中学校北館改築(建築)工事請負契約に関する変更契約の締結について 日程第5        陳情                           午前10時40分開会 △開会・開議 ○議長(池尾正彦君) これより平成24年第1回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(池尾正彦君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(前野光信君) 報告いたします。 平成23年12月22日、全員協議会ならびに広報委員会が開催されました。 12月26日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、平成23年度11月分の例月出納検査結果の報告書を受理いたしました。 12月27日、嶺南広域行政組合議会が開催され、関係議員が出席いたしました。 平成24年1月4日、公立小浜病院創立記念式典が開催され、関係議員が出席いたしました。 1月5日、消防出初式が開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、若狭交通安全祈願祭が開催され、副議長が出席いたしました。 同日、電力事業者との面談に副議長が出席いたしました。 1月6日、議会視察勉強会が開催されました。 1月8日、成人式が開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 1月10日、全員協議会が開催されました。 1月12日、議会改革特別委員会が京丹後市を管外行政視察いたしました。 1月14日、小浜商工会議所新春議員懇談会が開催され、議長が出席いたしました。 1月17日、若狭霊場供養法要が開催され、議長が出席いたしました。 1月23日、新春初釜が開催され、議長が出席いたしました。 同日、議会改革に係る講演会が開催されました。 1月24日、議会運営委員会が開催されました。 1月25日、平成23年度12月分の例月出納検査結果の報告書を受理いたしました。 1月28日、文化財防火訓練が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 同日、市議会と各種団体との意見交換会が開催されました。 1月30日、福井県市議会議長会議員研修会が勝山市で開催され、議長ならびに各議員が出席いたしました。 1月31日、全員協議会が開催されました。 同日、小浜市体育協会懇談会が開催され、議長が出席いたしました。 2月5日、婦人のつどいが開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 2月6日、福井県市議会定期総会が坂井市で開催され、正副議長が出席いたしました。 2月7日、総務民生常任委員会が開催されました。 同日、まちづくり講演会が開催され、各議員が出席いたしました。 2月8日、福井県嶺南市町議長会の福井県知事要請ならびに県議会議長に要望活動を行いました。 2月9日、全国市議会第92回評議員会が東京都で開催され、議長が出席いたしました。 同日、産業教育常任委員会が開催されました。 2月13日から15日にかけて、議会運営委員会が大分県杵築市ならびに由布市に管外行政視察を行いました。 2月16日、議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 2月17日、全員協議会ならびに議会改革特別委員会が開催されました。 2月20日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会が高島市で開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 2月21日、小浜市土地開発公社理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 同日、全日本年金者組合から、公的年金の改悪に反対する意見書を求める陳情を、議長が受け取りました。 同日、原子力発電所安全対策特別委員会が開催されました。 2月22日、嶺南広域行政組合議会代表者会が若狭町で開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、若狭消防組合議会が開催され関係議員が出席いたしました。 同日、平成23年度1月分の例月出納検査結果の報告書を受理いたしました。 2月23日、若狭農業協同組合からTPP交渉への参加反対に関する要請書を議長が受け取りました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席いたしました。 同日、平成23年度定期監査結果報告書を受理いたしました。 同日、まちづくり講演会が開催され、正副議長ならびに各議員が出席いたしました。 本日、議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか21名であります。 以上報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(池尾正彦君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において9番三木尚君、14番富永芳夫君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(池尾正彦君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日より3月22日までの28日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月22日までの28日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(池尾正彦君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。平成24年3月小浜市議会定例会の開会に当たりまして、諸議案の説明に先立ち、私の所信の一端を申し述べます。 今月初旬には、昭和59年以来の積雪を記録し、除雪車もフル出動し、生活幹線道路の除雪、排雪を行いました。また、除雪車の入らない各地区の道路、歩道等は、地域を挙げて除雪、排雪が行われ、議員皆様初め市民の皆様のご協力に感謝申し上げます。 さて、私は平成20年8月、市長に就任して以来、選挙出馬に当たり掲げた「わくわくできるまち:小浜」を目指し、そのための地域力結集プロジェクトの実現に向け、鋭意取り組んでまいりました。このたび任期4年を迎えるに当たり、各プロジェクトの実現に向け、これまで市政の推進、政策の展開に際しまして、議員の皆様を初め市民の皆様から賜りましたご支援ご協力に心から感謝申し上げます。 特に、昨年4月にスタートした第5次小浜市総合計画においては、目指す将来像を『「夢、無限大」感動おばま~自然と文化が織りなす地域力結集プラン~』とし、市民、団体、事業者、行政が対等の立場でそれぞれの役割と責任を分担し、協力する市民協働によるまちづくりを掲げております。向こう10年間のまちづくりの指針であります第5次小浜市総合計画に基づき、政策を推進してまいりますので、今後ともご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、初めに原子力発電に関して申し上げます。東日本大震災から間もなく1年を迎えようとしておりますが、福島第一原子力発電所の事故については、いまだに収束しておらず、発電所周辺の多くの住民の方々が町を離れ、県内外に避難を強いられている状況にあります。1日も早い復旧・復興を心から願っております。私は、これまでも国は福島第一原子力発電所の事故の知見を踏まえ、安全指針、防災指針の抜本的な見直し等を早急に示すとともに、今後のエネルギー政策原子力発電の位置づけなどを明確化すべきであると申し上げてまいりました。原子力発電を取り巻く状況は大きく変化しており、現在、県内すべての原子力発電所が停止している状態となっております。原子力安全・保安院は、今月13日関西電力大飯原子力発電所3・4号機の再稼働の判断材料となるストレステストの評価結果について、妥当とする審査書を原子力安全委員会に提出されるなど、国、電力事業者は、再稼働に向けた取り組みを進めております。しかしながら、再稼働に当たっては、福島第一原子力発電所の事故の知見を踏まえた安全対策の実施が必要不可欠であります。大飯発電所から20キロメートル圏内に市民すべてが居住します本市といたしましては、今後も国、県、電力事業者に対し、原子力発電所安全対策の徹底や安全協定の見直しを強く要請してまいります。 一方、防災対策についてですが、これまでの市の取り組みとして、国や県の動向を注意深く見守るとともに、関係会議等において、安全対策の強化などを要望してまいりました。昨年12月には、中央防災会議において、地震、津波対策に関する防災基本計画が修正され、津波防災の基本的考え方が示されました。原子力災害対策についても3月ごろには修正される予定であり、市はこれらを踏まえて、地域防災計画の見直しとともに、安心安全を高めていくための施策を進めてまいりたいと考えております。災害においては、住民の皆様への情報伝達が重要であることから、伝達手段の多重化に取り組んでいるところであり、本年3月より防災メールの配信を開始し、さらに防災行政無線の整備については、平成23年度に基本設計に着手し、平成26年4月の運用開始を目標に事業推進を図っているところであります。また、自主防災組織の結成と育成を目的に、地域住民との協働のもと、避難所や想定浸水深等の地域情報をまちなかに表示する「まちなかハザードマップ」の整備を進めてまいります。合わせて自主防災組織を行う訓練やワークショップ等の活動に対する支援制度を新たに設け、活動の活発化を図りたいと考えております。 一方、教育施設等の耐震化の一環として、平成23年度に着手しました小浜中学校北館改築工事につきましては、周辺住民初め保護者の皆様のご理解、ご協力のもと、工事は順調に進んでおり、本年7月には完成し、予定どおり二学期から新校舎で授業を行うことといたしております。災害等の不測の事態に備え、児童・生徒はもとより、保護者や地域の方々にとって不安のない充実した教育環境を整備していくことが、私どもの責務であるとの認識に立って、今後も整備計画に沿って、市内各小・中学校の耐震補強工事を進めてまいります。 また、平成23年5月に発生した豪雨災害によって、被害を受けた西街道線については、現在通行どめの区間は、谷田部・勢浜間と勢浜・法海間の2カ所に及び、市民の皆様にご不便をおかけしております。そのうち東勢地係につきましては、本年3月末の工事の完成を目指しており、これによって谷田部・勢浜間の通行どめを解除することとしております。もう1カ所の法海地係については、現在早期完成を目指し工事を進めていますが、被災規模が大きく、復旧工事の完成は、早くてもことしの夏ごろになる予定であります。この間ご迷惑、ご不便をおかけしますが、ご理解をいただきたいと存じます。 さて、震災後、人のきずなの大切さが再認識される中、今取り組んでおります地域力を結集した協働のまちづくりでございますが、この3月に策定します市民協働の意義や必要性、あり方、進め方を内容とする協働のガイドラインに基づき、着実かつ効果的に進めてまいります。特に、平成24年度は、市民の皆様にガイドラインをご理解いただくため、各公民館や各種団体等での説明会や講演会などの開催、市民提案型事業の拡充、協働に関する情報の発信など、協働に関する諸政策を具体的に積極的に取り組むほか、市職員の意識啓発を図るための研修会を開催いたします。今後とも、市民、団体、事業者、行政が、対等な立場で互いに知恵や力を出し、責任を共有しながら、地域の課題解決に取り組み、夢を実現していくオール小浜体制による協働のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。それでは、本市の将来像である『「夢、無限大」感動おばま』を目指す第5次小浜市総合計画の体系に基づき申し述べます。 初めに、「地域力を結集した協働のまちづくりを進めるために」についてですが、まず行財政改革について申し上げますと、平成23年度を初年とします第5次小浜市行財政改革大綱では、基本理念を”改革の先にある未来へ”「市民協働による行政経営の推進」としております。高齢化による社会保障費の増加、目まぐるしく進展する高度情報化社会、さらには、市民のライフスタイルの変化により、市民ニーズはますますの多種多様になってきております。こうした中、市民満足度のさらなる向上を図っていくためには、限られた人・物・財源等の行政経営資源を最大限に活用し、最小の経費で最大の効果が発揮できるよう、市民の視点に立った成果重視の行政経営の確立が必要であります。このため、第5次行財政改革大綱を推進するための実施計画である、行政経営プランに掲げた小さな行政への転換等の具体的項目の実現に向け、積極的に取り組んでまいります。 次に、平成24年度当初予算について申し上げます。一般会計の総額は、約138億円で、平成23年度とほぼ同規模の予算としております。平成24年度当初予算は、第5次総合計画の着実な進展と市民参加型市政を推進するための予算といたしました。このため、第5次総合計画推進事業枠市民協働の視点から事業行う市民協働地域環境づくり事業枠夢づくりコミュニティ支援事業枠、いいとこ小浜づくり活動支援事業枠予算特別枠を4つ設けるなど、ソフト事業を中心にきめ細かく予算づけを行ったところであります。また、財政健全化のために、財政調整基金や減債基金を取り崩さずに、予算編成を行うとともに、起債を抑制することにより、将来の財政運営にも配慮したところであります。さらに安定的な自主財源の確保には市税が大変重要であり、適正な課税、公平な収納に努めているところであります。しかしながら、昨今の不透明な経済情勢の中、市税収入は伸び悩み傾向にあります。しかし、税の公平公正の観点から、滞納者に対しては、適切な納税相談等を実施するとともに、悪質な滞納者に対しては、滞納処分により回収を行っております。また、福井県地方税滞納整理機構にも本市職員を派遣し、滞納税の収納率の向上に努めているところであります。さらに、特別強化徴収として冬期間、全庁の課長補佐以上の職員70名によって収納に当たっております。今後も市税の収納率向上について鋭意努めてまいります。 次に、「夢を生みだす魅力ある産業・観光のまちをめざして」について申し上げます。まず、企業誘致についてでありますが、株式会社木田屋商店植物工場の建設が正式に決定し、去る1月19日に発表されたところであります。この植物工場は、高照度型照明システムなど最先端の技術を導入した完全人工光型植物工場で、特に世界では初めて結球レタスを本格的に栽培する工場であります。この植物工場の誘致につきましては、食のまちづくりの第2ステージとして、また小浜の風土に合った企業ということもあり、私も力の限り誘致活動を展開してまいりました。世界では初めてという結球レタスの工場であり、各地からの視察が見込まれること、あるいは地域経済への波及効果や本市の知名度アップなど、二次的、三次的効果による地域貢献も大きいものと期待しているところであります。建設地は、今富地区の多田地係で、4月には建設工事に取りかかり、年内中の完成を目指すとお聞きしております。また、新規雇用も15名程度計画されており、市としても積極的な支援をいたしたいと考えております。このほか、日本ユニシス小浜データセンターもいよいよ4月に竣工する予定でありますし、また、出版物の企画制作販売会社いろは出版株式会社も松永地区の平野地係に物流センターを開設し、本年1月から事業展開を図っておられます。さらに、日本電産テクノモータホールディングスのJA前企業用地への移転新築については、昨年11月に続いて、本年1月にも日本電産の永守社長とお会いし、早期着工に向けて力強い決意をお聞きしたところであり、新しい年度が始まるまでには発表できるよう、現在同社と鋭意協議を重ねているところであります。福島原子力発電所の事故以来、原発周辺自治体への企業進出については、そのリスク等さまざまな報道がなされておりますが、こうした状況下においても多くの企業が本市に進出いただけることは、私にとってもこの上ない大きな喜びであり、市を挙げて支援してまいりたいと考えております。引き続き、議員の皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。 次に、雇用の状況についてですが、直近のハローワーク小浜管内有効求人倍率は、1倍を超えている状況にありますが、一部職種によりましては、求人倍率が著しく低いものもあります。今春、若狭の3高校卒業する生徒の就職希望者は、177名であります。そのうち、就職が内定した生徒は164人で、ほぼ前年並みとなりました。一方、大学等の新卒者の就職状況は、25年春の新規学卒者も厳しいものがあると予想されておりますので、今後においても、国や県、関係機関と連携しながら、引き続き雇用情勢の改善に向け、鋭意取り組んでまいります。 次に、観光についてですが、道の駅若狭おばまは、昨年の3月12日にオープンし、間もなく1周年を迎えます。オープン前日に東日本大震災が発生し、国民全体に観光初め消費に対する自粛ムードが漂い、また外国人観光客も激減するなど、観光消費額は全国的に落ち込みました。本市においても、高速道路の無料化社会実験終了の影響もあわせ、観光客数は一時減少しましたが、7月16日に小浜インターチェンジの供用が開始され、また市制施行60周年記念イベントNHK大河ドラマ『「江」~姫たちの戦国~』の放映効果等もあり、個人旅行ニーズとも相乗し、まちなか等に観光客の姿が戻りつつあります。道の駅若狭おばまが1周年を迎える中、さらに、本市の玄関口としてのおもてなしや情報発信機能をフルに発揮することはもとより、近くに整備した農園での野菜収穫体験とキッズ・キッチンをパッケージ化した食育ツーリズムによる誘客促進、地域資源を活用した特産品の開発販売などを進め、観光を軸とした地域経済・産業の活性化に努めてまいります。 また、これまでも姉妹都市や友好都市等を通じてさまざまな広報宣伝活動等を実施しておりますが、歴史的、文化的なつながりや地理的な関係などから、特に京阪神方面を中心に誘客等を展開してまいりました。さらに、中京方面においても、本年2月に鯖街道観光物産キャンペーンin名古屋を開催する等、誘客に力を入れてまいりました。今後、新たに東京都新宿区との交流を本格的に進めたいと考えております。新宿区につきましては、小浜藩邸が新宿区矢来町に置かれていたこともあり、歴史的つながりの深い町であります。これまでも新宿シティハーフマラソンでの広報宣伝事業、また本年1月末には、新宿西口の京王百貨店において、鮮魚やくずまんじゅうの実演販売、道の駅若狭おばまの物産の販売等を通じて、広報宣伝を行っております。私自身近いうちに新宿区長とお会いし、より交流を深めていきたいと考えております。さらに、舞鶴若狭自動車道の平成26年度全線開通により、中京方面を初め中国方面、さらには首都圏からの誘客を図るべく積極的に情報発信してまいります。 次に、農業振興についてですが、担い手の育成・確保をより一層推進し、持続可能な力強い農業を実現するため、集落における話し合いのもと、中心となる経営体やそれ以外の農業者を含めた地域農業の方向性を定めた地域農業マスタープラン--いわゆる人・農地プランを作成してまいります。また、新規就農者に対して、不安定な就農準備段階から積極的な支援を講じるとともに、担い手への農地集積が促進されるよう、農地集積協力金制度を活用し、その協力者への支援を行ってまいります。環境保全型農業の推進としては、化学肥料および農薬の低減と冬水田んぼなど、環境に配慮した農法を組み合わせた取り組みを支援いたします。また、付加価値の高い健康で元気な作物生産を推進するため、本市の風土にあった土づくりの研究に取り組んでまいります。さらに、地域農産物の一部では、PRや出向宣伝を実施し、ブランド化を推進するほか、小浜産米粉の普及促進について、消費者への利用を進めるだけでなく、商工業者との連携から生まれた米粉製品をPRし、米粉の生産消費のさらなる拡大を図るなど、6次産業化にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。こうした特色ある地域農業を推進することにより、付加価値を向上させ、農業所得の向上につなげてまいる所存であります。 次に、本市の鳥獣害対策については、1つ目に金網策による侵入防止対策、2つ目に猟友会と連携した捕獲駆除対策、3つ目には、集落みずからが主体となった取り組みの三本柱で推進しております。まず、侵入防止対策においては、集落が自力で設置する場合の資材費を平成23年度より定額補助しており、市内9集落が取り組んでおります。平成24年度においても、引き続き集落が取り組む侵入防止対策を推進してまいります。捕獲においては、嶺南6市町で建設する有害鳥獣焼却施設が本年4月に供用開始の予定であり、捕獲個体を処理しやすい環境を整備し、早期に適切な個体数まで削減させ、農作物等の被害抑制に努めてまいります。最後に、最も重要な対策の集落が主体的に取り組む鳥獣害対策の体制づくりを各地区での説明会等を通じ、引き続き推進してまいります。 次に、林業振興については、森林が有する水源涵養や環境保全、保健休養などの多面的機能を広報し、森や緑の大切さを意識啓発していくとともに、利用間伐を中心とした林業の推進を図り、その生産性の向上のため、林道・作業道等の整備を実施し、支援してまいります。一方、水産業振興については、地域の水産業を活性化していくため、海底耕うんなどの漁場整備による資源保護を推進するとともに、小浜市漁協や産学官水産連絡会議、小浜水産高校等による小浜産水産物の学校給食への普及事業を積極的に支援し、魚離れの抑制や消費の拡大などを図ってまいります。さらに、林業と水産業が連携した間伐材を活用した魚礁設置の実証事業について、れいなん森林組合、小浜市漁協、福井県立大学などと連携して支援してまいります。 次に、「夢を実現できる住み心地のよいまちを目指して」について申し上げます。まず、北陸新幹線については、ようやく昨年12月、敦賀までの新規建設着手の方針が決定され、今春までに認可される見通しとなったところであります。本市といたしましては、昭和48年に閣議決定されております若狭ルートの実現に向けて、地元住民の方々はもとより、関係機関や近隣市町との連携を深めながら取り組んでまいりたいと考えております。なお、国は北陸新幹線の関西への接続手段として、フリーゲージトレインの導入を検討材料に挙げたともお聞きし、敦賀以西のルートに及ぼす影響等、その動向にも十分に注視する必要があると考えております。 次に、舞鶴若狭自動車道についてですが、昨年7月16日に小浜西インターチェンジから小浜インターチェンジ間が開通いたしました。現在、小浜インターチェンジから敦賀ジャンクション--仮称でございますが、その間の39キロメートルを建設中で、平成23年12月末現在の進捗率は38%となっております。今後も平成26年度の敦賀ジャンクションまでの全線開通に向け、県や関係自治体とも連携しながら全力で取り組んでまいります。 次に、小浜縦貫線の整備についてですが、既に福井県事業で完了しております住吉・酒井区間については、道路事業にあわせて地元の皆様のご協力により、落ち着いた町並みが形成されております。これから整備を図ります広峰・大手町区間についても、地元の皆様のご協力をいただきながら、道路事業とともに、風情のある小浜らしい町並みを築いてまいりたいと考えております。次に、公共下水道事業についてですが、ハード面では主要な汚水管の整備工事は遠敷地区の一部を残すのみとなっており、現在計画中の面整備については、平成24年度にはおおむね完了する予定となっております。また、下水道の供用開始区域拡大に伴い増加する汚水量に対応するため、中継ポンプ場の能力アップを図るとともに、雨水排水路についても引き続き整備を図ってまいります。今後、下水道事業の取り組みは、建設から維持管理へと移っていくことから、水洗化率や使用料の収納率等の向上を図り、より一層の経営健全化に努めるなど、長期的な視点を持って臨んでまいります。 次に、「夢と誇りあふれる人を育むまちをめざして」について申し上げます。まず、小浜市立保育園の統廃合および民営化についてですが、平成22年4月の今富地区2園の統廃合・民営化、平成23年4月には、内外海地区の2園を統合したところであります。現在は、小浜地区の2園の統合と加えて、小浜幼稚園とも連携した認定こども園を平成25年4月の開園に向け準備を進めているところであります。今後の取り組みについては、昨年12月、検討委員会により策定された小浜市立保育園統廃合及び民営化計画(後期分)に基づき、保育環境の充実を図るため、地域の皆様の理解を得ながら、他の園についても、統廃合・民営化を進めてまいりたいと考えております。 次に、松永・国富・遠敷・宮川地区を対象とする東部地区の小学校統合につきましては、昨年11月15日の第3回東部地区小学校統合準備委員会において建設候補地の原案が取りまとめられ、この原案をもとに地区住民の意見集約を行っていただいたところであります。本年1月26日の第4回東部地区小学校統合準備委員会では、これらの結果を持ち寄り、ご協議いただきました。その結果、4地区ともJR小浜線と小浜縦貫線の間で、かつ福井県合同庁舎から若狭歴史民俗資料館の範囲が建設候補地として望ましいという結果をいただいたところであります。今後は、庁内においても、用地交渉や通学手段等について、開校に向けての諸準備を進めるとともに、新しい時代にふさわしい学校の姿等について、市民や関係団体の皆様と意見交換を重ねてまいりたいと考えております。また、田烏小学校と内外海小学校につきましては、田烏地区の皆様の熟慮と英断ならびに内外海地区全体のご理解によりまして、本年4月から新たな内外海小学校の歴史を刻むこととなります。平成23年度に両校児童の交流学習を行うなど、統合に向けての準備を進めており、田烏小学校については、来る3月18日に閉校式の運びとなっておりますが、今後は、両校の児童が元気に明るく新学期を迎えられるよう、万全の体制で取り組んでまいります。 次に、食育の推進につきましては、小浜市食育推進計画に基づき、地場産学校給食、食文化館におけるキッズ・キッチンを初め、ライフステージに合わせたさまざまな取り組みを推進してまいりました。現在、これまでの食育推進計画の進展を踏まえて、次なる平成27年度を目標とした小浜市元気食育推進計画の策定を進めております。新たな計画では、健康、産業、教育、食文化の四分野を協働によって進めるべく、23の推進事項とそれに関連する具体的な数値目標を掲げており、特に重要テーマである健康づくりについては、市民の皆様が食に関する正しい知識を身につけ、健康面に配慮した食生活を実践できる力、フードリテラシーや選食力を持ち得ることができるよう、今後、その指針となる食生活実践ガイドも作成し、食生活検定を実施するなど、食育の普及啓発に取り組んでまいります。さらに、もう1つの重点テーマである産業面への波及については、キッズ・キッチンなどの食育事業と農林水産業体験、食育セミナーなどを核にした教育旅行「食育ツーリズム」を観光資源として定着させたいと考えております。あわせて環境保全型農業・土づくりなどの推進により、元気な農産物の生産や健康元気グルメの普及、地産地消の推進による1次産業や食品関連産業等の振興についても努めてまいります。 次に、歴史文化を活かしたまちづくりについてですが、平成23年に策定しました小浜市若狭町歴史文化基本構想の中では、地域の伝統行事などに関係する食文化を重要なテーマとして位置づけております。しかし近年、少子高齢化や生活スタイルの変化の中で廃れつつある現状をかんがみ、新しく「わが町、わが村お宝再発見事業」により市内各地域に伝わっている祭礼、田の神祭りといった伝統行事や行事の際に食される「なれずし」や「ぬた」といった伝承料理について調査を行い、忘れ去られている民俗文化や文化的価値のあるもの、また、人々の努力によって絶えることなく、地域に伝承されているものをお宝として再発見し、守り伝える方策を検討してまいります。これらの調査結果を踏まえ、これまで進めてきた食のまちづくりと歴史文化のまちづくりを一体化させた、新しいまちづくりビジョンについて、それぞれの地域の皆様とともに検討してまいりたいと考えております。 次に、旧旭座については、昨年9月の定例市議会においても所信を述べさせていただいたところでございますが、生きた文化財としてまちづくりに生かすことができないかと思っております。9月の所信表明以降これまで議員の皆様や市民の皆様から、旧旭座に対するいろいろなご意見が示され、市民意識を初め、財源や運営方法、活用策など、課題も十分に認識しているところであります。今後、これらの課題に真摯に取り組むとともに、小浜西組、いづみ町界隈、山川登美子記念館や聖ルカ幼稚園、小浜城址など、市街地エリアにおける面的整備を進める観点からも、その活用策を検討してまいりたいと考えております。 次に、小浜西組重要伝統的建造物群保存地区の整備についてですが、平成21年度から伝統的建造物の修理事業を開始し、平成23年度までに14件の修理を行いました。平成24年度には、12件の修理・修景事業に取り組むとともに、市単独の景観形成事業も継続して実施をしてまいります。また、地区の環境整備事業につきましては、平成24年度に地区の皆様と事業内容について具体的な協議を行いたいと考えております。これらの事業を通し、重伝建地区内の歴史的景観の保全が図られ、ひいては歴史を生かしたまちづくりにつながるものと考えております。 次に、今富公民館についてでありますが、現在建設に向けて準備を進めており、建設予定地は和久里地係、そらのとり保育園の近隣で、地権者の承諾、地元の理解を得ているところであります。今後、交付金事業の採択が決定次第、平成24年度に実施設計および地質調査ならびに造成工事を行い、平成25年度に建設工事を実施し、平成26年度から供用開始という計画で進めてまいりたいと考えております。 次に、平成30年に福井県で開催される第73回国民体育大会についてですが、本市においては、ウエイトリフティング、ラグビーフットボールそして6市町の共同開催となる軟式野球の3競技の会場となることが決定しております。今後は、関係の競技団体と連携しながら、開催に向け、競技力の向上、施設整備等、諸準備を進めてまいります。 次に、「夢と生きがいに満ちた健康で安心して暮らせる長寿のまちをめざして」について申し上げます。まず、介護保険法および老人福祉法の規定により、3年ごとの介護保険事業計画等の見直しが義務づけられていることから、平成24年度から3年間の高齢者福祉政策や介護保険サービス見込み量等を盛り込んだ小浜市老人福祉計画および第5期介護保険事業計画の策定に取り組んでおります。この計画の特徴としては、介護予防事業の推進や地域包括ケア体制の強化等に重点的に取り組むとともに、介護保険給付費の伸びに対応するため、介護保険料の所得段階数を現行の9段階から13段階とし、保険料の基準月額を4,800円から5,200円に改定する内容となっており、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。一方、小浜市地域福祉計画の改訂では、現在、だれもが住みなれた地域で安心して暮らせることを目指し、計画の改訂作業に取り組んでおります。今後は、この計画に基づき、協働によるまちづくりにより、市民、団体、事業者がそれぞれの地域に愛着を持ち、つながりを大切にし、お互いを思いやり、支え合う地域福祉の実現を目指してまいりたいと考えております。 次に、発達障がい者への支援についてですが、現在、昨年度策定した支援計画に基づき、保健、教育、福祉等の担当者による連絡会を開催し、現在行っている支援事業を検証するとともに、今後の取り組みについて鋭意検討を行っているところであります。また、本年度、母と子の家児童デイサービスセンターに発達障がい者支援のための相談室を整備したところで、今後専門の職員や保育カウンセラー、さらにペアレントメンターの配置を検討し、これまでの通所支援に加え、保護者や障がい児の相談支援、保育園等の訪問支援等を実施したいと考えております。さらに、本年4月から施行される新児童福祉法に基づき、母と子の家児童デイサービスセンターを母と子の家児童発達支援センターと名称変更し、本センターを拠点として、医師や学識経験者等で構成した専門委員会などと連携しながら、発達障がい者への支援を積極的に進めてまいりたいと考えております。加えて、保護者や関係する皆様から強い要望がありました小児療育拠点施設についても、平成24年度中に杉田玄白記念公立小浜病院内に整備され、翌25年度にはその施設で療育が開始される予定になっております。 次に、杉田玄白記念公立小浜病院の整備についてですが、平成21年度から始まった第3期工事については、これまでに診療棟の増築、既存施設の改修、がん放射線治療装置の更新等を行ってまいりました。さらに、救命救急センターや僻地医療拠点病院災害拠点病院等の指定を受ける若狭地域の基幹病院として、医療の高度化等に対応するため、平成13年度から高度医療施設整備事業に取り組んでおり、平成24年度中にはすべての工事を完了いたします。これにより、病院の医療機能は飛躍的に向上し、若狭の医療は若狭で完結するという基本理念が達成されることになります。今後も引き続き深刻となっております医師確保等に取り組んでまいります。 次に、少子化対策についてですが、生涯未婚率が高くなってきていることを踏まえ、平成23年度は小浜市婦人福祉協議会と連携して、独身男女に出会いの場を提供するイベント等を実施してまいりました。平成24年度は、独身男性の積極性や会話力の向上を図るため、専門家を招いて継続した研修を行うとともに、結婚相談員や推進員等の研修にも力を入れていきたいと考えております。また、県事業も活用し、民間事業者とも連携したイベントを実施する等、1組でも多くのカップルが生まれるよう、積極的な取り組みを展開してまいります。また、安心して仕事と子育てが両立できるよう、子育て支援の充実に取り組み、延長保育や夜間保育、一時保育の実施、さらには小学生を対象とした放課後児童クラブの拡大など、多様なニーズに対応した、きめ細かなサービスの提供を行ってまいりました。中でも育児講座等を実施し、未入園の親子が集う場として開設している子育て支援センターには、延べ1万人を超える利用者があり、地域の子育て支援として大きな役割を担っているところであります。また、子ども医療費の助成額を中学生まで拡大するなど、子育て世帯への経済的な支援も実施してまいりました。今後においても、こうした取り組みの充実を図るとともに、若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境づくりのために積極的に取り組んでまいります。 次に、環境問題への取り組みについてですが、平成16年に小浜市環境基本計画を策定し、さまざまな政策に取り組み、一定の成果を上げてまいりました。現在、その計画の改定に取り組んでおりますが、今後は、地球温暖化対策や生物多様性に関する保全対策、循環型社会の構築に向けた対策などを加速させる必要があります。改定基本計画では、現段階の理念や目標等を引き継ぐとともに、望ましい環境像を「海、山、河 誇りの持てる豊かな自然 住み心地のよいまち おばま」と定め、次世代に引き継いでいくための取り組みを進めてまいります。また、本市では、これまで循環型社会の構築に向け、市民の皆様のご協力のもと、ごみの分別収集や燃やすごみの指定袋導入やリサイクルプラザの建設等に取り組んでまいりました。その結果、平成22年度のごみの排出量は、平成21年と比べ約500トン減少し、リサイクル率は、リサイクルプラザ供用開始前の平成19年度と比べ5%向上し、21.7%となりました。今後もごみ分別の徹底を図り、ごみの減量やリサイクル率の向上を目指すとともに高経年化しているし尿処理施設やごみ処理施設の適正管理に努めてまいります。 最後に、特定失踪者問題についてでありますが、昨年11月5日には、本市も加入する嶺南地区特定失踪者の真相究明を願う会の主催で拉致・特定失踪者問題の早期解決を願う集会を小浜市働く人の家で開催いたしました。また、拉致・特定失踪者問題の理解を県内全域に広めるため、拉致特定失踪者集会を嶺北地区においても開催できるよう、関係団体と協議調整を進めております。さらに、新潟県柏崎市、佐渡市、小浜市で構成する拉致被害者関係市連絡会による拉致問題担当大臣への要望活動の実施や関係機関に対して、現行の難解で、ハードルの高い拉致認定基準の見直しを働きかけていくなど、今後も、特定失踪者の真相究明活動はもとより、拉致問題の全面的な解決に向けた取り組みを継続したいと考えております。 以上、所信の一端を申し述べてまいりましたが、本市が、より若々しく希望に満ちた躍動感あふれるまちになることを目指し、引き続き市民の皆様とともに夢を描き、その夢が実現できるよう、諸施策を推進してまいります。今後とも全力を挙げて取り組んでまいりますので、議員の皆様を初め、市民の皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、所信といたします。 △議案第1号 ○議長(池尾正彦君) 日程第2 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました議案第1号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについてですが、平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号)につきまして、平成24年1月30日付をもって地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものです。この内容につきましては、予想を上回る積雪となり、除雪経費の増額をさせていただいたものです。 以上が提案理由の説明でございまして、内容につきましては、この後、担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、向出君。
    ◎企画部長(向出宏二君) それでは、議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号))につきまして、平成23年度補正予算書に基づきましてご説明させてきます。 1ページをお願いいたします。 専決第1号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ150億5,170万8,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分、および当該区分ごとの金額、ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところございます。 2ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第9款地方交付税、第1項地方交付税、これは普通交付税でございますが、2,000万円の追加でございます。歳入合計でも同額の追加になるものでございます。 3ページをごらん願います。 第8款土木費、第2項道路橋梁費で2,000万円を追加するもので、その内容は、先月1月の寒波により、小浜市域におきまして、予想を上回る規模の積雪があり、その後も降雪が予想され、除雪経費の不足が見込まれたことから、1月30日に専決により除雪委託料などの予算措置を行ったものございます。歳出合計で同額2,000万円の追加となるものでございます。 以上、議案第1号に関しての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号))は、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号))は委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行いたいと思います。 議案第1号専決処分につき承認を求めることについて(平成23年度小浜市一般会計補正予算(第6号))を採決いたします。 本案は原案のとおり承認するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(池尾正彦君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。賛成全員と認めます。よって、議案第1号は、原案のとおり承認されました。 △議案第2号から議案第12号 ○議長(池尾正彦君) 日程第3 議案第2号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第7号)より議案第12号小浜市水道事業会計補正予算(第4号)までを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第2号から議案第12号までにつきまして提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第2号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございますが、歳入歳出それぞれ3億7,691万7,000円を追加し、予算の総額を154億2,862万5,000円とさせていただくものです。歳出補正の主なものといたしましては救急医療の充実を図る救命救急センター運営費負担金、小浜中学校の環境整備を図る小浜中学校北館改築事業および各基金への積み立て等に所要額を計上させていただきました。 次に、議案第3号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号から議案第11号平成23年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等として、歳入歳出それぞれ2,081万8,000円を追加し、特別会計の総額を87億5,935万5,000円とさせていただくものです。 次に、議案第12号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第4号)でございますが、営業費用の増ならびに建設改良費の減等により、全体として1,677万9,000円を増額させていただくものです。 以上が提案理由の説明でございまして、内容につきましては、この後、担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池尾正彦君) 企画部長、向出君。 ◎企画部長(向出宏二君) それでは、3月補正予算関係につきまして、平成23年度3月予算書に基きまして、議案第2号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第7号)から議案第12号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第4号)までの11議案につきましてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 初めに、議案第2号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第7号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,691万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ154億2,862万5,000円とするものございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額、ならびに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、第1表歳入歳出補正予算に、繰越明許費の補正につきましては、第2表繰越明許費補正に、債務負担行為の補正につきましては、第3表債務負担行為補正に、地方債の補正につきましては、第4表地方債補正にそれぞれよるところでございます。 2ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款市税は7,340万円の追加で、その内訳は第1項市民税が個人で1,900万円、法人で4,100万円、合計6,000万円の追加、第2項固定資産税が400万円の減額、第4項市たばこ税が1,800万円の追加、第6項都市計画税が60万円の減額、第8款地方特例交付金、第1項地方特例交付金は540万4,000円の減額、第9款地方交付税、第1項地方交付税--これは普通交付税でございますが1億227万7,000円の追加、第11款分担金及び負担金、第1項負担金は、保育園保護者負担金の減額や鳥獣害防止総合対策事業受益者負担金の減額などにより1,977万9,000円の減額、第12款使用料及び手数料は188万2,000円の減額で、その内訳は、第1項使用料が保育料の減額などで173万2,000円の減額、第2項手数料が15万円の減額、第13款国庫支出金は1,601万3,000円の追加で、その内訳は、第1項国庫負担金が、子ども手当交付金の減額などにより1億8,001万8,000円の減額、第2項は国庫補助金が学校施設環境改善交付金の追加などにより1億9,767万7,000円の追加、第3項委託金が拉致被害者等生活相談等事務委託金の減額などにより164万6,000円の減額、第14款県支出金は324万円の減額で、その内訳は、第1項県負担金が社会福祉関係の国保基盤安定事業負担金の減額や訓練等給付の減額などにより1,425万7,000円の減額、第2項県補助金が電源立地地域対策交付金の追加などにより918万4,000円の追加、第3項委託金が県移譲事務交付金の追加などにより183万3,000円の追加、第15款財産収入は92万2,000円の減額で、その内訳は第1項財産運用収入が7万円の減額、第2項財産売払収入が85万2,000円の減額、第16款寄附金、第1項寄付金は、小浜市ふるさと寄付金の追加などにより413万7,000円の追加、第17款繰入金は416万8,000円の減額で、その内訳は第1項特別会計繰入金が219万3,000円の追加、第2項基金繰入金が636万1,000円の減額、第19款諸収入は316万6,000円の追加で、その内訳は、第2項市預金利子で15万円の減額、第4項受託事業収入が203万4,000円の追加、第5項雑入で128万2,000円の追加、第20款市債、第1項市債は、臨時財政対策債の追加などにより2億1,331万9,000円の追加でございます。歳入合計では、補正予算額3億7,691万7,000円の追加になるものでございます。 3ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費は、議員報酬等の減額などにより172万3,000円の減額、第2款総務費は7,695万6,000円の追加で、その内訳は、第1項総務管理費が退職手当負担金の追加や財政調整基金積立金の追加などにより7,211万円の追加、第2項徴税費が、賦課徴税事務経費の追加などに484万2,000円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費が41万9,000円の追加、第5項統計調査費が62万5,000円の減額、第6項監査委員費が21万円の追加、第3款民生費は1億247万9,000円の減額で、その内訳は第1項社会福祉費が、障害者福祉の就労移行支援事業の減額や後期高齢者医療の療養給付負担金の減額などにより3,748万7,000円の減額、第2項児童福祉費が昨年10月以降の手当支給額の変更などによる子ども手当支給事業の減額などにより8,401万6,000円の減額、第3項生活保護費が医療扶助の増加が見込まれたことに伴う生活保護扶助費の追加などにより1,902万4,000円の追加、第4款衛生費は1億608万4,000円の追加で、その内訳は、第1項保健衛生費が救命救急センター運営費負担金の追加などにより8,593万7,000円の追加、第2項清掃費が環境衛生施設整備基金積立金の追加などにより2,014万7,000円の追加、第5款労働費、第2項労働諸費は、若狭シルバー人材センター事業補助金の減額などにより180万8,000円の減額、第6款農林水産業費は4,544万3,000円の減額で、その内訳は第1項農業費が鳥獣害防止総合対策事業の減額などにより4,148万8,000円の減額、第2項林業費が73万1,000円の減額、第3項水産業費が小浜漁港県営事業負担金の減額などにより322万4,000円の減額、第7款商工費、第1項商工費は、小浜市伝統的工芸品後継者育成事業の減額や小浜市中小企業信用保証料補給金の減額などにより614万1,000円の減額、第8款土木費は1,586万円の追加で、その内訳は第2項道路橋梁費が除雪対策費の追加や道路整備事業(単独)の追加などにより1,905万9,000円の追加、第3項河川費が県営事業負担金の追加などにより261万9,000円の追加、第4項都市計画費が下水道事業特別会計繰出金の減額などにより611万9,000円の減額、第5項住宅費が30万1,000円の追加、第9款消防費、第1項消防費は、土地購入費の追加などにより1,192万9,000円の追加、第10款教育費は4億7,517万6,000円の追加で、その内訳は第1項教育総務費が小浜市教育施設整備基金積立金の追加などにより4,440万5,000円の追加、第2項小学校費が小学校用地取得事業の追加などにより982万円の追加、第3項中学校費が国の第3次補正予算成立に伴う平成24年度事業の前倒しを行う小浜中学校北館改築事業追加などによりまして4億825万5,000円の追加、第4項幼稚園費が62万5,000円の減額、第5項社会教育費が、文化会館駐車場用地取得事業や文化会館運営管理費の追加などにより749万6,000円の追加、第6項保健体育費が市営体育施設維持管理費の追加などにより582万5,000円の追加、第11款災害復旧費は1億5,149万4,000円の減額で、その内訳は、第1項農林水産業施設災害復旧費が730万円の減額、4ページをお願いいたします。 災害復旧の続きでございますけども、第2項公共土木施設災害復旧費が1億3,490万3,000円の減額、第3項衛生施設災害復旧費が929万1,000円の減額でございます。このうち減額が大きかったものが道路災害復旧工事でございますが、これは法面の復旧工法が変更となったことによる減額でございまして、災害復旧工事で取り組む箇所につきましては、当初計画どおりで変更はございません。歳出合計では3億7,691万7,000円の追加となるものでございます。 5ページをごらん願います。 第2表繰越明許費補正で追加いたします事業につきましては、第3款民生費、第2項児童福祉費の子ども手当支給事業から第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費の公共土木施設災害復旧費(補助)までの14事業で、金額の合計で6億9,834万2,000円をお願いするものございます。繰り越しの主な理由といたしましては、地元協議、調整に不測の日数を要したことや災害復旧事業に相当日数を要するもの、国の補正予算に組み入れられたことによる事業の予算づけが前倒しされたことなどでございますが、それぞれ事業の早期執行に努めてまいります。次に、繰越明許費を廃止いたします事業は、第2款総務費、第1項総務管理費の防災行政無線整備事業で、実施設計に要する経費1,117万円でございます。これは、この事業の財源にいわゆる共生交付金を充てることといたしましたところ、国、県から共生交付金につきましては、原則繰り越しができないとの指導があったため廃止するものでございます。 6ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為補正の廃止でございますが、防災行政無線整備事業につきましては、12月補正予算で実施設計費を計上し、平成24年度および平成25年度に実施する設備機器等の整備に要する経費について、債務負担行為をお願いいたしましたが、実施設計について繰越明許を廃止することに伴い、債務負担行為も廃止するものでございます。小浜中学校北館改築事業につきましては、国の第3次補正予算成立に伴い、平成24年度事業の前倒しを行ったことから、平成24年度の債務負担行為を廃止するものございます。 7ページをごらん願います。 第4表地方債補正の変更でございますが、防災対策事業、土地改良事業、治山事業、漁港整備事業および中学校改修事業は、起債を借り入れないこととし、林道整備事業は、その限度額を160万円減額し920万円に、道路整備事業は1,440万円減額し8,590万円、公営住宅建設事業は90万円減額し730万円に、中学校改築事業は1億6,260万円を増額し4億2,110万円とし、災害復旧事業は5,020万円減額し2億2,460万円とし、臨時財政対策債は1億3,451万9,000円増額し5億8,451万9,000円とするもので、これら11件の合計では、2億1,331万9,000円を増額するもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。以上、議案第2号に関する説明とさせていただきます。 8ページをお願いいたします。 次に、議案第3号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入予算の総額から歳入歳出それぞれ566万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億1,797万1,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額、ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 9ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税は1,528万円の減額、第3款国庫支出金は3,063万2,000円の減額で、その内訳は、第1項国庫負担金が療養給付費等負担金の減額などで3,127万3,000円の減額、第2項国庫補助金が64万1,000円の追加、第4款療養給付費交付金、第1項療養給付費交付金は745万9,000円の減額、第5款前期高齢者交付金、第1項前期高齢者交付金は68万7,000円の追加、第6款県支出金は5,953万2,000円の減額で、その内訳は第1項県負担金が295万7,000円の減額、第2項県補助金が財政調整交付金で5,657万5,000円の減額、第8款共同事業交付金、第1項共同事業交付金は、高額医療の実績による精算に伴う保険財政共同安定化事業交付金の追加などで5,315万7,000円の追加、第9款財産収入、第1項財産運用収入は、13万8,000円の追加、第10款繰入金は7,243万4,000円の減額で、その内訳は、第1項他会計繰入金が684万5,000円の減額、第2項基金繰入金が6,558万9,000円の減額、第11款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で1億2,569万5,000円の追加、歳入合計は566万円の減額となるものでございます。 10ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費は324万4,000円の追加、第2款保険給付費は475万7,000円の追加で、その内訳は第1項療養諸費が35万7,000円の追加、第2項高額療養費が440万円の追加、第3款後期高齢者支援金等、第1項後期高齢者支援金等は61万5,000円の追加、第4款前期高齢者納付金等、第1項前期高齢者の納付金等は2万4,000円の追加、第6款介護納付金、第1項介護納付金は28万8,000円の減額、第7款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金は、過去3年間の医療費等の実績による精算に伴う保険財政共同安定化事業拠出金の減額などで4,871万6,000円の減額、第8款保健事業費、第1項特定健康診査等事業費は491万1,000の減額、第9款基金積立金、第1項基金積立金は13万8,000円の追加、第10款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は、国庫負担金等償還金で3,947万7,000円の追加、歳出合計は566万円の減額になるものでございます。以上、議案第3号に関する説明とさせていただきます。 11ページをお願いいたします。 次に、議案第4号平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ453万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億4,719万7,000円とするものでございます。歳入歳出予算の款項の区分および当該区分の金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとこでございます。 12ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料は298万8,000円の減額、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は166万9,000円の減額、第4款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で12万4,000円の追加、歳入合計は453万3,000円の減額となるものでございます。 13ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費は9万円の追加、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料の確定に伴うもので、462万3,000円の減額、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は、財源振替で増減はございません。歳出合計は453万3,000円の減額となるものございます。以上、議案第4号に関する説明とさせていただきます。 14ページをお願いいたします。 次に、議案第5号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,764万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億8,394万2,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 15ページをお願いいたします。 まず、第1表の歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款保険料、第1項介護保険料は799万円の追加、第3款分担金及び負担金、第1項負担金は103万2,000円の減額、第5款国庫支出金は286万7,000円の減額で、その内訳は第1項国庫負担金が1,146万円の追加、第2項国庫補助金が実績の確定に伴う現年度分調整交付金の減額などで1,432万7,000円の減額、第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金は、介護給付費交付金の追加で、1,491万7,000円の追加、第7款県支出金は461万8,000円の追加で、その内訳は、第1項県負担金が介護給付費負担金で470万1,000円の追加、第3項県補助金が8万3,000円の減額、第8款財産収入、第1項財産運用収入は2万5,000円の追加、第9款繰入金は260万5,000円の追加で、その内訳は、第1項一般会計繰入金が、介護給付費繰入金の追加などで218万8,000円の追加、第2項基金繰入金が41万7,000円の追加、第10款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で1,892万7,000円の追加、第11款諸収入、第3項雑入は245万7,000円の追加、歳入合計は、4,764万円の追加となるものでございます。 16ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費は208万6,000円の減額で、その内訳は、第1項総務管理費が41万4,000円の追加で、第3項介護認定審査会費が250万円の減額、第2款保険給付費は4,972万7,000円の追加で、その内訳は、第1項介護サービス等諸費が5,516万8,000円の追加、第2項介護予防サービス等諸費が408万5,000円の減額、第4項その他諸費が14万6,000円の追加、第5項高額介護サービス等費が155万1,000円の追加、第8項特定入所者介護サービス等費が305万3,000円の減額で、それぞれ事業実績見込みによるものでございます。第3款介護サービス事業費、第1項介護予防支援事業費は8万3,000円の追加、第5款地域支援事業費、第2項包括的支援事業(任意事業費)は、家族介護継続支援事業で50万円の減額、第6款基金積立金、第1項基金積立金は2万5,000円の追加、第7款予備費、第1項予備費は8万3,000円の減額、第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は、国庫支出金等返還金で47万4,000円の追加、歳出合計では4,764万円の追加となるものでございます。以上、議案第5号に関する説明とさせていただきます。 17ページお願いいたします。 次に、議案第6号平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ375万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億364万2,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 18ページをお願いします。 まず第1表、歳入歳出予算補正の歳入でございます。第2款使用料及び手数料は11万5,000円の追加で、その内訳を第1項使用料が9万5,000円の追加、第2項手数料が2万円の追加、第5款財産収入、第1項財産運用収入は、1万6,000円の追加、第6款繰入金、第2項基金繰入金は848万8,000円の減額、第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で734万8,000円の追加、第8款諸収入、第1項雑入は274万7,000円の減額、歳入合計では375万6,000円の減額になるものでございます。 19ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費は、舞鶴若狭自動車道建設工事に伴う配水管移設工事を繰り延べたことなどによる簡易水道管理運営経費の減額などで375万6,000円の減額、歳出合計も同額の減額となるものでございます。以上、議案第6号に関する説明とさせていただきます。 20ページをお願いいたします。 次に、議案第7号平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,078万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億8,073万円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出補正予算に、繰越明許費につきましては、第2表繰越明許費に、地方債の補正につきましては、第3表地方債補正にそれぞれよるところでございます。 21ページお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款分担金及び負担金、第1項負担金は1万3,000円の追加、第2款使用料及び手数料、第1項使用料は930万9,000円の減額、第3款国庫支出金、第2項委託金は20万7,000円の追加、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金は、交際費に係る繰入金の減額などで636万5,000円の減額、第7款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で1,997万9,000円の追加、第8款諸収入、第3項雑入は、税の還付金の減額などで1,010万5,000円の減額、第9款市債、第1項市債は、下水道施設にかかる一般単独災害復旧事業債の減額などで520万円の減額、歳入合計では1,078万円の減額となるものでございます。 22ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款下水道事業費は715万8,000円の減額でその内訳は、第1項下水道管理費が722万4,000円の減額、第2項下水道建設費が6万6,000円の追加、第2款公債費、第1項公債費は起債の償還金の確定によるもので、362万2,000円の減額、歳出合計では1,078万円の減額となるものございます。 23ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費でございますが、第1款下水道事業費、第2項下水道建設費の管渠整備事業において、8,150万2,000円を翌年度に繰り越すものでございます。繰り越しの理由は、工事箇所が国道27号線に当たるため、施工時期を分散する必要があったこと、および地下埋設物の確認、用地交渉等に不測の日数を要したものでございます。 24ページをごらん願います。 第3表地方債補正の変更でございますが、公共下水道事業の限度額を520万円減額し5億4,040万円とするもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同様でございます。以上、議案第7号に関する説明させていただきます。 25ページをお願いいたします。 次に、議案第8号平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ342万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億5,316万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 26ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第2款使用料及び手数料は89万6,000円の減額で、その内訳は第1項使用料が90万4,000円の減額、第2項手数料が8,000円の追加、第5款財産収入、第1項財産運用収入は4万1,000円の追加、第6款繰入金は665万4,000円の減額で、その内訳は第1項一般会計繰入金が30万6,000円の減額、第2項基金繰入金が634万8,000円の減額、第7款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で588万5,000円の追加、第8款諸収入、第1項雑入は180万3,000円の減額、歳入合計では342万7,000円の減額となるものでございます。 27ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費は施設修繕費の減額などによる管理運営費の減額など342万7,000円の減額、第2款公債費、第1項公債費は、財源振替で増減はございません。歳出合計では342万7,000円の減額になるものでございます。以上、議案第8号に関する説明とさせていただきます。 28ページをお願いいたします。 次に、議案第9号平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ138万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,890万9,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 29ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第2款使用料及び手数料は110万7,000円の減額で、その内訳は第1項使用料が110万9,000円の減額、第2項手数料が2,000円の追加、第5款財産収入、第1項財産運用収入は7,000円の追加、第6款繰入金は173万3,000円の減額で、その内訳は、第1項一般会計繰入金が3万3,000円の減額、第2項基金繰入金が170万円の減額、第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で144万5,000円の追加、歳入合計では138万8,000円の減額となるものでございます。 30ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費は、施設修繕費の減額などによる施設運営費の減額など、138万8,000円の減額、第2款公債費、第1項公債費は、財源の振りかえで増減はございません。歳出合計では138万8,000円の減額となるものでございます。以上、議案第9号に関する説明とさせていただきます。 31ページをお願いたします。 次に、議案第10号平成23年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ273万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,377万9,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 32ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款使用料及び手数料、第1項使用料は129万6,000円の追加、第2款財産収入、第1項財産運用収入は9,000円の追加、第4款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で140万9,000円の追加、第5款諸収入、第1項雑入は1万6,000円の追加、歳入合計では273万円の追加となるものでございます。 33ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款駐車場事業費、第1項駐車場事業費は、管理運営費の追加などで273万円の追加、歳出合計でも同額の追加となるものでございます。以上、議案第10号に関する説明させていただきます。 34ページをお願いいたします。 次に、議案第11号平成23年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2万円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 35ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款財産収入、第1項財産運用収入は、運営基金利子で5,000円の追加、第2款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で9,000円の追加、第3款繰入金、第1項基金繰入金は2万2,000円の減額、歳入合計は8,000円の減額となるものでございます。 36ページをごらん願います。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項財産区管理会費は、運営経費で8,000円の減額、歳出合計では同額の8,000円の減額となるものでございます。以上、議案第11号に関する説明とさせていただきます。 37ページをお願いいたします。 次に、議案第12号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第4号)についてでございます。業務の予定量でございますが、第3期拡張工事費及び改良工事費を8,500万円から6,700万円に改めるものでございます。収益的収入及び支出でございますが、収入の部においては、事業収益で松永地区、高塚区の上水道加入に伴う給水収益の増などにより、389万円を追加し、総額を4億3,769万円とするもので、また、支出の部におきましては、事業費で配水管布設がえに伴う資産減耗費の増などにより、3,609万円を追加し、総額を4億7,160万1,000円とするものでございます。資本的収入及び支出でございますが、収入の部においては、資本的収入で高塚北川配水管布設工事等の事業費精算に伴います企業債の減などによりまして、478万4,000円を減額し、総額を7,703万7,000円とするもので、また、支出の部におきましては、資本的支出で高塚北川配水管布設がえ工事および各所配水管布設がえ工事の減などによりまして、1,931万1,000円を減額し、総額を3億422万2,000円とするものでございます。 38ページをお願いいたします。 企業債の補正でございますが、第3期拡張事業で限度額を590万円減額し2,410万円とするもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。以上、議案第12号に関する説明とさせていただきます。 平成23年度3月補正予算に関します議案第2号から第12号までの説明は以上でございます。よろしくお願いします。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります、質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(池尾正彦君) ただいま議題となっております各議案を先に配付いたしました議案付託表のとおり予算決算常任委員会に付託いたします。 △延会 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明25日から26日は休会とし、27日は定刻本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。                           午後0時08分延会上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成24年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   9番           署名議員   14番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  前野光信...